[中2のことに決まってんだろ。]
なに?覚えてんの?!
てか、ここで私が覚えてるって
根に持ってるってバレたらいやだから
ここは白を切ろう!!!
[な、なんのこと?なんかあったっけ?]
[中2の冬じゃなかったけか?本当に忘れたのか?]
さっき体制を直したけど、
春人くんはジリジリ近づいてくる。
それに連れて後ずさりするけど、
トンッ
背中にベッドがあたる。
えっ、これ危機?!
私がもう下がれないの知ってるのに
春人くんはまだ近づいてくる。
[ち、ちょっと、ストップ!は、離れて!]
[やだ。美紅が正直に答えるまで離れない。]
ベッドに手をついて私を逃がさないようにしてる春人くん
胸を押してもびくともしない。
[そんな力じゃ男には勝てねぇよ?]