そして、新しい家が目の前に。
今まで住んでた家から近かった。
横田さんが住んでたところからは
遠いみたいで、春人くんは私の高校に転校するみたい。
可哀想に、

[てか、でっかー!!!!!]

なにこれ!でかすぎ!
四人で暮らすんだよね?!
めっちゃでかい!

目の前には、可愛らしい大きな家が建っていた。

『こら!そんな下品な大声ださないの!』

[そうだよ、そんな声出してんな。ちび。]

!?
なに!?
だれ!?

振り向くと春人くんが、食事したときとは別人のような、人を見下すような顔で、見ていた。

『まぁ♡もう仲良くなったの?
いいわねー、美紅☆』

そう言っているお母さん
何故なら、さっきの悪魔のような事をいった、こいつ。春人くん。

私の耳元で、私にしか聞こえないように言った。
なにあれ!食事したときと違うじゃん!

[はい!美紅さんと仲良くさせていただきます!]

[ちょ?!は!?さっきこい[じゃあ、中に入りましょうか。]

『そうね!私たちの家だもの♡』

はぁぁぁ!?
話を遮りやがった!
ムカつく!!!!!!!