家に帰り、
昨日の事が気になり、横田にメールした。

[昨日の事ってほんと?]

『昨日の事って?』

胸が締め付けられた。
横田覚えてない?
覚えてないなら、言いづらいし、、
どうしよう。

[え?覚えてないの?]

『覚えてねぇよ、なんのこと?』

うそ、舞い上がってた、うちがアホみたい。
なんで、、?

[覚えてないなら、いいよ。]

『だから、なに?言ってくれないとわかんない。』

[覚えてないなら、いいって。
ばいばい。]

『俺、何した?
言えって!]

[だから、なんでもない!
メールしないで!]

ショックで強く当たってしまった、
でも、横田は何にも覚えてないみたいで、、
なんだったんだろ、
横田ひどいよ、、、、


『ごめん、昨日のメールみた。
酒で酔っててメールしちゃったみたい。』

中2で酒かよ。
酒で酔っててメールか。
最低。横田なんか大嫌い。

[あっそ、
別にいいよ、もうメールしないでね。]

もう、涙が溢れて仕方がなかった。
涙でケータイの画面が見辛かったけど、
横田に素っ気ないメールを返した。
無視すればよかったのに、
うちは返した。

『ほんと、ごめん。』

謝るってことは、付き合う気もないってことだよね。
ほんと、最低。
嬉しかったのに、横田の事好きだったのに。

[だから、もういいって。
ばいばい。]

こんなことって、あるんだね。
ほんと、いやだ。
大嫌い。大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い
横田なんて大嫌い。

『ほんと、高橋ごめん。』

[名前呼ばないで。もうメールしないで。]

『ごめん。本当にごめん、、。』

もう、めんどくさくなってた。
だから、適当な返事をかえした。
心の何処にもそんな気持ちはなかったのに、

[わかった。今までどおりメールしてくれればいいから。
だから、ばいばい。]

『うん!
また明日!ばいばい!』

は?許せなかった。
なにそれ。なんなの、その返事。
ありえない。
次の日も、その次の日もメールすることはなかった。
数日後、うちはアド変をし、
横田には送らなかった。