でも、11月の30日。
横田からメールがあった。

『久しぶり。
今、平気?』

[久しぶりだねー、大丈夫だよっ]

『高橋さ、彼氏欲しいとか思わないの?』

[え?、
まぁ、好きな人が彼氏になって欲しいなぁとは思うけど。]

『そっかぁ、
俺も彼女欲しいんだよねー、
もうすぐクリスマスじゃん?
クリスマスと言ったら彼女と過ごさなきゃねーww』

[まぁねー、好きな人いるんでしょ?
告ればいいじゃんっ]

『あー、好きじゃなくなったんだ、
今は好きな人いねぇよ。』

[そうなんだ。
好きな人いないんじゃ、彼女出来ないじゃんww]

『でも彼女欲しいんだよねー。
なぁ、高橋さ、俺が彼氏になってやろうか?』

[は?なにいってんの?]


ドキドキがやばかった。
横田が言ってることは意味分かったけど、
間違えなんじゃないかって思った。


『だからー、高橋の彼氏に俺がなってやるーって。』

[冗談でしょ?そんな冗談やめてよ。]

『冗談なんかじゃねぇよ。』

[本当にうちでいいの?]

『うん。高橋がいい。』

[でも、好きな人いないって、]

『それは、それ。
高橋は俺でいいの?
いきなり抱きしめたりしちゃうかもよ?』

[え、こんなうちでも?
抱きしめたりするの?]

『しちゃうかもなっ』

[横田がいいなら、お願いします、、、。]

『おーしっ。
俺ら今からカレカノなっ!
じゃあ、もう遅いから、おやすみ。』

[うん、おやすみっ]