ママと話をしながら夜ご飯を終え、お風呂に入ってから部屋に戻った。
ベッドに寝転がりながら台本を見ていた。
ふと今日の事を思い出した。
…ずっと想っていた相手から話しかけられ、仮ではあるが恋人となれた。
純粋に嬉しく思う。
「でも好きになっちゃだめなのかー…
…本音ばれないようにしないとね。」
もう好きなのに
ずっと見てきたのに
この想いを押し殺さないと一緒にはいれない。
「楽しまないと…せっかく一緒に入れるんだから。」
明日からは今までとは違う学校生活になるだろう。
期待と楽しみ、不安を抱えながらゆっくりと眠りの世界へ入った。