キーンコーンカーンコーン

こんなことを思っているとあっという間に授業は終わっちゃいました。
私のところにダッシュで来たのは、樋口 紗奈(ひぐち さな)。
私と違ってとても美女で上品な子。 羨ましい!!

「どうしたの??そんなゲッソリな顔しちゃってww」

そんなこと言わないでよ、こっちは悩みを抱えてるんだから…

「ちょっと考え事をね!」

「なになに??”恋”とか??w」

さすが紗奈…鋭いw

「うん…」

「え!?マジ!?恋したの??」

「いや、そうゆうことじゃなくて、恋をそろそろしたいなぁっておもうけど過去のこと
が頭から離れなくてさぁ」

そう、私は過去に最悪の恋をした。

「そっか…でも過去のことなんて忘れちゃえ!!」

忘れたいけどねww

「う~ん、忘れたいのは山々だけどさ、すぐに思い出しちゃうんだよねw」

「じゃあさ!!思い切って恋しちゃえば!!!」

「え!?」

「だってさ、この高校生活恋しないってもったいないよ??」

「まぁね… 頑張ってみるよ!!」

「うん!ファイト!! じゃあそろそろチャイム鳴るから席つくね!!」

「うん!!ありがとう!!ばいばい!」


授業めんどいな…
まぁ、頑張るか!!