そんな風に、面白くもなければつまらなくもない毎日が流れていき、一週間がたった。

いつもどおり京香と麗美と昼休みを過ごしていたとき。

麗美があたしたちに提案してきた。


『購買に新しいマーカー買いに行ってもいい?』

購買は別棟にあって、授業の合間ではちょっとギリギリの場所。

昼休みか放課後しかいけるときがない。

「ん、いいよー。」

そうして三人で購買に向かった。