「お前、変わったよな」





ある日突然、そう言われた。


何言ってるの?

とは、言えなかった。





「そう、かな?」





読者モデルをやっていて、
若干もう芸能の道に進んでいる私の彼は、
もう一般人とは決して言えない立場に居る。


そんな彼の隣に立つためには、
ずっと立っているためには、

私は変わらなきゃいけない。


彼に釣り合う私にならないと、いけない。



そう思ったから。

だから、
私はダイエットやメイクの研究を日々して。


辛くても、
彼の隣に居るため。


そう思ってやっているのに、

どうしてそんなこと言うの?