「……雅⁇」

私は雅の腕をつかみ聞いた

「どうして、晴といるの⁇」

雅はうつむいたままだ

「なんで、なんにも答えてくれないの⁇」

「…………」

晴が雅のうでをつかんだままの私の腕をつかんだ

「ちー‼やめろ、雅なんにも言わないけど、腕、赤くなってるから‼」

え……⁉

あわてて手をはなす

腕に、赤くなった私の手後がのこっていた。

すこし赤黒い、握り過ぎた

「雅……」

「ちー、違うんだってこれは…」

「晴に聞いてない‼」