蓮「ほら、寝てろ」

桜「眠くないのに…」


とりあえず、ベットに腰かける

なんとなく、蓮が何か言いたいことがあるだろうことは予想できたから

案の定、蓮は近くの椅子に腰をおろした

きっと、悠も気付いて気をきかせてくれたんだろうなあ


蓮「桜さー…」

桜「んー?」

蓮「俺の前で倒れただろ?

今日の二回目のとき」

桜「…うん」

蓮「あのとき、何で倒れるほど頭痛いの理事長室から出ようとした?」


…その話かあ


桜「…だって、優里は事情知らなかったし。

また倒れたら確実心配するでしょ?

だから、優里の前では倒れたくなかったの」


蓮に会ったら気が緩んじゃったけどね


と付け加える


蓮「もっと、周りを頼れよ。

桜は周りを気にしすぎ。

心配かけていいんだよ。

桜はもっと周りに甘えるべきだ」

桜「あたし、充分頼ってるし甘えてるよ?」


これ以上甘えちゃだめだって思うくらい

みんなに甘えてばっかだと思う

今回の件もそうだ