「いえ、でも…」
いくら先輩とはいえ、いきなりついてきた上に奢られるのもこっちとしても悪いと思う。

それに桜田先輩は私がついてくるのどちらかといえば………
…ちょっとどう思ってるの、光貴君なんとか言ってよ。

「…お前マジでしつこい」
「え…」
軽く睨まれた…。
「先輩の言うことは素直に聞け」
桜田先輩が私の方を向いてさらっという。
光貴君も笑顔で頷く。