私はグループを確認すると、一人淋しく自分のグループのレッスン室へと移動した。

私のグループは悲惨であった。
1年は私1人、2年も1人、あとの2人が3年、それはまだしも、

その2年というのが…

教室のドアを恐る恐る開けると同時に飛び込んで来た人物。

桜田颯斗であった。

物事にはタイミングってものがある。何もこんな仕組んだようなグループにすることないじゃない。