眩しい程の青空が、今日もどこまでも広がっている 真っ白の雲が気持ちよさそうに泳いでいる 「ヨシキも見に来てくれるかな」 眩しい太陽の光に手をかざし、思わずそう呟く すると、お母さんが同じ様に空を見上げて口を開いた 「えぇ、きっと見に来るわよ」 「――そうだね」 「それに、ヨシキはいつも、あなたの側にいるじゃない」 「うん」 笑顔で頷いた私に、お母さんが優しく微笑み返した