「行きたくないー…」

まだ母さんの後ろに隠れてる悠。どんだけ怖いんだよ…。


「ね、糖椰。悠ちゃんもこう言ってるんだし今日は休ませてあげない?」


「は?何言ってんの?駄目に決まってるじゃん。大体母さんは甘やかせすぎ。」


今日行かなかったらいつ行くんだよ。こいつここ最近休みすぎだってのに。


「そんなんじゃいつまでたっても友達100人出来ねぇぞ?」

そう言ってポンポンと頭を撫でてやる。

「う…それはやだ…。友達欲しい」

ぎゅっと母さんの服を握る

「なら早く用意してこい」

髪を手櫛で解いてすこし整えてやる。