まさか、あの人が助けてくれたの…?

その時、私は思い出した。

あの人に言われた最初の言葉。
「絶対にしんじゃだめだ!」

その言葉が頭をよぎる。

何で?

何で私のことなんかかばうの?

やっと、やっと死ねるって決意できたのに。

しかも、あいつは私のなんなの?

色々考えているうちに、気がつけば私は深い眠りについていた。