「そろそろ、電車の時間です。本当にありがとうございました。」

「ううん。梨里ちゃんみたいな可愛い女の子とお話できて楽しかったわ!」

「い、いや。可愛い、なんて!」

「ふふ。っていうか。宗平どこ行ったのかしら。」

「そう、ですね。」



おいしい料理を食べて、宗平くんのお母さんとお話しているうちに、あっという間に時間は過ぎた。


そして、そのいつの間にかに宗平くんはどこかへ出かけてしまったようだ。