リビングらしき部屋に着くと、あたしはソファーに座らされた。


その横に、宗平くんも座る。


じーっと、視線を感じた気がした。

視線を向けると、案の定目があった。



「梨……」
「梨里ちゃん!おまたせ!」




「あ……」



何か言おうとしてくれたのかな。
聞けなかったや。