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グウウウと、豪快に鳴った俺のお腹を見て、目の前の梨里は笑った。



「腹減った。帰ろ、母さんが梨里のぶんまで飯作ってるから。」



一瞬きょとんとしたが、またすぐ微笑んだ。


そんな笑顔を直視できずにいる俺。
…と、いうか、ワンピースのくせに座り込んでるこいつを直視できない。

……見えそうで。



(って変態か俺は!!)