はぁ、、、
今日は一人かぁ。

どーしよっかな。
他の友達誘う??
でも、他の友達も、、カップルばっか。

あ~あ。
しょうがない。
屋上へ行こう。


屋上へは、始めていったけど、結構広かった。

奥の方にベンチがあったので、座ってお弁当をひろげる。

今日はたこさんウィンナーに、猫型のおにぎり。
たまにはと思って作ってみた。

(誰も見てくれる人いないし、意味なかった)

そんなことを思ってると、屋上の扉が開いた。

そこから出てきたのは、、
広瀬くん。

よく見てみると、やっぱりかっこいい。
女子皆が目を輝かせたのもわかる。

そんなんで、じっと見てたら、広瀬君と、目が合ってしまった。

『、、、なに。』

『あっ、いえ!すみません!!!ここ座りますか?あたしもう行くんで!』

『、、食べ終わってないのに?』

『え?』

私のお弁当の中にはまだたこさんウィンナーが残っていた。

『おいしそーだね。それ。』

『え!いや、あの、その、、、食べます、、、?』

思わず口にしていた。
食べます?なんて!!
なんてこといってんのよ、自分!!!

『、、じゃぁ、いただきます。』

『あ、どうぞどうぞ。』

ってえーーーー?!
あの、イケメン転校生が今私のお弁当を食べてる!?

『、、どう、、です、、、か、、??』

『ん?あ、うまい。』

『あ、そーですか、、、よかった、、』

『そだ!名前。なんていうの??』

『あ、矢野です!矢野、、かりん!!!』

『ふーん。』

あれ、、、
聞いといて興味ない?!


キーンコンカーンコーン、、
『あっ!鐘なってんじゃん。じゃ!また後で。』

『え!あ!はい!!!』

な、なんだったんだ、、、

広瀬君ってどういう人なのかなぁ、、

明るい、、のか??
でも、教室入ってきたときは何か無愛想だったし、、
うーん、、

これから一緒に過ごしていけば、何か分かるかな、、??