『そっか。』


やっぱり、ダメなのかな。

さっきの人、、いるもんね、、




『ありがとう。言ってくれてよかった。』


、、、え


『それってーーー、、』

『うん。俺も、好きだよ。付き合ってくれない?』

『ええ?!だってあの女の子、、、』

『あぁ、あれはね、幼なじみ。何か今度何かのプロダクションのオーディション受けるんだってさ。そんで、演技の練習と、お弁当作る練習?みたいな。』

『そ、そんなぁ、、心配して損した、、、』


『ふーん、、心配してたんだぁ、、、へぇー。』

なんだ、、、この笑顔は、、、
何かたくらんでるぞ、、、



『そんなに俺のこと好き、、、?』

『そんなこと!!!!』

『無い??』

『////あります、、、』


そんな子犬みたいなかわいい目で見つめないでくださいよーっ

反抗できないよ、、、



『そ。よかった。、、、教室に戻ろっか。』

『うん、、』


手を繋いで戻る。


ただ手を繋いでるだけなのに、すごくドキドキして、すごく緊張しているのが伝わっちゃわないか、心配だった。






だけど、繋いでる時間は短くて、教室の近くになるとぱっとはなされた。




それが少し切なくて、、、

でも、しょうがないと心の中で決心する。