俺がどうすればいいのか迷っていると・・・

裕美が携帯を取り上げて赤外線で交換する振りをした。


「じゃあねー♪
 また明日っ☆
 夜、メールするね♪」


「バイバーイ!」


葵は気づいてないみたい。

――ガチャ――


「ただいまぁー!」


葵は母さんとしゃべって部屋に行った。


俺は麦茶を飲んでから部屋に行く事にした。


―カチャ―

葵の部屋の前を通ろうとすると葵が出てきた。