そのアメはミルクティ味だった



「えっ…」


「水沢さん…?」



その瞬間自分でも不思議なくらい自然に涙が出ていた



「ほらぁアメなんかじゃダメだって!」


「えぇ、だって…」


ただのアメ1つなのに…


「ごめんな?」



最近いい事がないせいか、こんな小さな心遣いさえも心に響く