「大人は話が長いんだよ…」


(あれ、っていうかあたしが引っ張られた意味は…?)


「あ、あたし移動しないと…」


もうそろそろチャイムが鳴る頃だ


「あ、今から一緒にサボろうぜ」


幸村さんはニッと笑い私の手を引っ張った


「へ…サボっ…」



「よし、レッツゴー」