ライトは、ドーナツに 喜んでくれ 転移でお城に戻って行った。


「フローラ、家に 入ろう!」




フローラ
「うん♪ でも、凄い素敵ね。今度 ホームパーティーしましょう♪」



フローラが、楽しそうに言う。



フローラ
「でも どうしたの? まさか ……………… 借金したの? いや でも ……… あのお給料では 借りる事も出来ないはずよ !! 」




「 してないよ… 王子さんが 退職金くれたの!金板10枚!! なんか悪いと思ったけど ……遠慮なく貰ったよ。」




フローラ
「あらっ 凄いじゃない 。でも もっと 貰えば良かったのに… 何度 殺されかけたと思るのよ。本当は 金板 50枚もらっても 少ないぐらいよ?」




「 いやいや それは貰い過ぎだよ 。あっ でも最初 50枚って言われたけど…… でも 王子様が金板10枚用意出来たって言ってたから その分振り込んでもらったよ。」




フローラ
「 (何それ 。納得出来ないわ 。アレスならもっと用意出来たはずよ。 トモの優しさに漬け込んだのね。あの子腹黒だものね!…ッチ)

でも それじゃ 買えないでしょ!あのお給料とギルドの依頼こなしてても ここは …… 無理だわ 。」




なんかフローラがブラックになってる気がするんだけど ……




「やっぱり そう思う。お買い得だったよね。 実は 廃屋だったの。だから 凄く安かったんだ。

魔法と魔法陣で補修してみたら 綺麗になったよ。」



フローラと ライトは、神聖文字が読めることも魔法陣が 得意なのも知ってる。


(属性全部は言って無いけど…七つだけでも

いろんな事 出来るからね♪)



フローラ
「凄いわ !で、いくらだったの?」



「信じて無いの? ええっとね 。 なんと 金板5枚!!」




フローラ
「安いわね!本当に?それ ここの土地代ぐらいじゃないかしら?」



フローラは、本当に驚いてる。




「うん。そうみたい。ここ 買っても 一度解体しなきゃ ダメだから。全然売れなかったんだって♪ すぐ良いとこ見つかって良かったよ!!」




フローラ
「良かった 。安心したわ 。実は 環境が悪いアパートなら 私の家に 連れて行こうと思ってたのよ。

( でも、 良いところだわ 。 )」




「ありがとう フローラ 。 本当 心配かけてごめんね。」





フローラ
「いいのよ。 良かったわ 。家の父や母も とものこと心配してたのよ。……何かあったら いつでも力になるって言ってるから それだけは覚えてて欲しいわ。」




「うん 。ありがとう。

フローラとライトの家の方にもには 本当に気にかけて貰えて嬉しいよ。でも 出来ることは自分でするから。

どうにもならなくて 駄目なときは助けてね!頼りにしてます 。

それで相談なんだけど今からドーナツ作り手伝ってくれる ?」




フローラ
「 えっ?いいけど………… でも 私で出来るかしら?」




「 大丈夫!! 頼りにしてる!! 」






フローラが しぶしぶ承諾してくれて ドーナツ作りを 開始した。