私が ダンさんの ところへ 行くと 、

ゼラチンの製造を 指揮してくれる スチールさんを 紹介してもらった 。


「 よろしくお願いします。 」


スチール
「 よろしく頼む 。でも いいのかい? スラム街の奴ら雇っても ?他にいくらでも 手は あるだろ 。 」


ダン
「 いいんだよ 。あんたに頼みたいんだ 。それに この子が 発案者だよ。」


「 ?? 何がですか?」


スチール
「 しかし 自分達でやろうと 思えば 出来ることだ 。 別に わざわざ 貧乏人 なんぞ 雇わなくてもいい話しだろ 。ってこったよ。お嬢ちゃん。」


ん ………… ? もしかして わざわざ 前 話したことを 考えてくれてるのかな!


「 ダンさん 。 もしかして 前 ソースの時 言ったこと 覚えててしてくれたんですか? ありがとうございます 。

でも 、大変だったんじゃ? すみません 。」



ダン
「 サラとも 話したんだけど、ともなら そう言いそうだから 勝手だが 話し通してみた。良かったよな?」


「はい。 ありがとうございます。

本当に 嬉しいです。でも …… ギルト的には経営とかは…… 大丈夫ですか? 負担に なりません?本当 今さらなんですけど ……… 。 」


ダン
「 大丈夫だよ 。手数料は もらうし シドと ルナ  なんて喜んでるぜ 。これなら 皆 生活しやすくなる って。 ギルトの運営が 起動に載れば 孤児だって、引き取って 育てれるってな。 」


スチール
「 そうか 、そうか 。ウンウン 。

人は、見かけによらないな 。こんな小さい子がな ……… 。

いや、しかし ありがたい事だ 。なかなか スラム街では、仕事も無いからな 。すぐ 人は 集まるだろう。 人選は、任せてくれ 。ちょっと いい話過ぎて 心配だったが 今のを聞いて安心したわい 。」


ダン
「おう 頼むな 。ゼリー は、 貴族にも受けると思うんだわ 。ちょっと 高めに 設定したら 、 雇う人数が 多少 増えても賄えるだろ? それに重労働と聞いてるから。

あと 素材屋にも 手が 欲しいしなんか 色々 お願いするかも 知れないので 。」


スチール
「分かった。 そうしてもらえるとこちらも助かるよ 。こういう仕事なら 魔獣倒して 報酬を 貰うより 安全だしな。では、これからも よろしく頼む 。」


スチールさんは、 そう言って シドさんの 所へ、


「 ダンさん 。 安全って ギルトの クエストで 亡くなる人って 多いんですか?」


ダン
「 仕方ないが 少なくないな 。まだ 大地の浄化が 済んでいない…… だから ちょくちょく 強いのが 出てくるんだよ 。

それでも 力のあるやつは 稼いで スラム街からも 出れるが …… それも なかなか 出来ないのが 実情だな 。

だから 今回 のことで 良くなったら いいよなって 思ってるんだよ 。 頑張ろうな!!」



「 そうなんですね 。そうですよね。 私 そこまで 考えて無かったので …… 。ちょっと スラム街の事 少しでも 知ることが出来て 良かったです。」


ドン と 肩を 叩かれて 振り向くと サラさんがいた。


サラ
「 なに 言ってるの 。 ともちゃんが 言ってたのよ ! それなのに、 うちだけで 利益 独占 出来ないわよ 。 ねぇ? 」


「 でも こんなにしてもらってるのに サラさんのとこって 利益有るんですか? 大変なだけだと 申し訳ないです 。 」



サラ
「 あら そんな事は無いわよ 。これから利益が出るのよ。私達は 成功すると 思ってるわよ ? 」


ダン
「 そうそう 、別に 元々 困って無かったしな …… 。 そうそう 気にするなよ 。でも 成功したら 凄い事にはなるな !!じゃ 家でも 建てるか?」



サラ
「 そうね 。 それいいわね。

(そしたら ともちゃんも 一緒に 暮らせる。) フフフ 。」


「 本当ですか? 良かったです。」



ダン
「 それにしても 世間って狭いな 。カミーラさんを、連れて来るなんてな。 昔 世話になったんだよ 。」


サラ
「 本当ね 。でも エドワードさんが 亡くなってた なんて知らなかったわ 。でも カミーラさんは 本当に 腕が いいのよ 。王宮御用達だったんだから !」



「 やっぱり そうなんですか? あの店 いい生地しかおいてなかったので 気にはなってたんですよ。。 そうですよね。本当、リサさんに 頂いた物 と遜色なかったです 。」



ダン
「 だろうな 。いい 職人だからな 。でも良かったな! これで 服も 同時に 販売開始出来そうだな 。」


「勿論 私には 優先販売で お願いします!」


カミーラ
「 あら、ともちゃんからに 決まってるわよ 。 もちろんよ。 試着もしてもらわないとね 。」


サラ
「 私も するわよ。」


カミーラ
「 じゃあ デザイン画 頑張ってもらわないとね。 よろしくね 。」


カミーラさんの言葉で HPが50減った。


「 ……… は はい! 出来るだけ 頑張ります。」



ダン
「 もう 遅いから 帰っても いいからな 。じゃ 明日な 。 お休み 。」


「 はい。 お疲れ様でした 。 お先に 失礼します。」


他の人達にも、挨拶をして 周り席に戻る。




やっぱり 、頑張らないと ダメらしい …… 。








ライトが 始めに 気づいてくれたみたいで 話しかけて 来る。


ライト
「 怒ってなかったろ? で なんだったの?」



「 ただいま 。 うん 、大丈夫だったよ。でも……… デザイン画 頑張って 書かないといけないみたい……うわぁ !! どうしよう 。 まだ ガイ先生のも 終わってないのに …… 。どうしよう …… 。

あっ もう 解散しても いいって! 」


ジェード
「 プッ … 。 倒れないようにな! 」


なんか 笑われた …… 。いや 責任重大なのに ……

酷い !! よし 。


「 他人事だと 思ってるでしょ? 手伝ってよ。ねぇ? ガイ先生のだけで いいよ 。ねぇ? お願い!! 」


ライト
「 笑った お前が 悪いぞ 。手伝ってあげろよ。」


ジェード
「 俺には、無理だよ …… ごめん 。ついつい …

バカに してた 訳じゃないぞ 。」


「 へぇ バカにしたんだね … 。」



ライト
「本当 、 バカだな 。 まぁ オレにも 手伝え無いけど 。 ともが 出来るだけで いいと思うよ 。無理して 体 壊しても 困るんだから 。

でも なんか どんどん 忙しくなって来たね 。でも 明後日 休みだけど行ける?」




「 あぁ そうだった…… 。 せっかくだから 行こうよ。 ドーナツ配達してからだけど いいかな?」


ライト
「当たり前だろ 。 いいよ 。じゃ 明日 泊まりに行くわ 。よろしく」


ジェード
「 どこ行くの ? 俺 明後日休みだから! 連れてって 。 もちろん お泊まりで ! さっきの事 謝るから、 許して下さい 。」



「 えっ 別に いいけど … 」


なんだか 必死なので 了承しようとすると、


ライト
「 えぇぇ 。 約束したの オレなのに …… 。」


なんか 勝手なのが ダメみたいで ライトが …

どうするべき? まぁ 始めに 約束してたのは ライトだから ライトに 決めて もらえば いいや 。

ジェードは、笑ったし …… まぁ いいや 。



明日 やること 沢山 あるもんね !!

早く 帰って 寝なきゃ 。


「だって 。やっぱり ライトに聞いてね。ライトよろしく !!

あと 参加する人数 明日 教えてね 。 それで お弁当 用意するから ! じゃ 先に 帰るね 。また 明日ね 。お休みなさい。

皆さんもお疲れ様でした 。 では ! 」


ライトに 全てを 任せて 帰ることに する。


ライト
「 また 明日ね !」


ジェード
「 おう お休み 。 ライト~~ !」






ジェードは、 ライトの事好きだよね 。