横でサクさんが 納得いかないのか

サク
「 なんか いつの間にか 話し 纏まってるし ……  なんだか ………… 」


シドさんが 頷きながら 同意する ……


シド
「 だろうな 。まぁ 初めは 俺も思ったぞ 。 ともちゃんの性格 知ったら 分かるよ 。うんうん 」

ハリー
「 でも あの子 服 作れるんでしょ? じゃ 自分で 作ったら …… いいんじゃ 無いですか ? レシピもだし …… あの子 何も 考えて 無いんじゃないんすか?シドさん …… 」


なんですと!何も 考えて無いことはないですよ!

サクさんも そう思ってるですか?

つい 、声をあげてしまう 。



「 酷いですよ ! ハリーさん !! ちょっとは、考え てるんですよ。 私だって … …… 私も、きちんと …… どうするのが、カミーラさんに  一番いい方法なのか !! 」


サクさんが テーブルを 叩きながら 、ハリーさんは 吹き出して 笑っている 。


サク
「 ドン !! はぁ? そうじゃねえよ !! そこじゃ無いんだよ !! 」


ハリー
「 ハハハハ ~ !! そういう事か …… 。おもしろい …… この子 プッ 。 まぁまぁ サク 。 この子 あれだよ !あれ ! 分かるだろ?」


なんか…… 違ったみたいですね ……


あれ? ってなんですか ?


他の 3人も


シド
「プッ ハハ 。 そうだろ ? じゃ よろしく 。 向こうに 話しつけに行くぞ 。二人もと来い 。カミーラさんも 一緒に 来てくださいね 。


もちろん カミーラさんが 向こうに 言うですよ 。俺たちでは 出来ないですからね 。ギルトが立ち会います 。お金の心配もしなくていいですよ 。さぁ! 」


カミーラ
「 フフ 。そうね 。これから よろしくお願いします 。頑張って 作らないといけないわね 。

デザイン画 お願いね 。ともちゃん楽しみしてるわ 。

(本当、不思議な子ね。さっきまでは、私……… どん底に いたはずなのに こんなにもう 笑えているし …… 。きっと エドワードと 神様が 引き合わせてくれたのね 。きっと 。)  」



ダン
「 じゃ、あと 頼んだぞ 。 よろしくな 。じゃあ、 ともも 明日から デザイン画も 1枚 追加ね 。頑張ってくれな 。」


ダンさんに 急に デザイン画のことを 振られ …… いや …… こうしたいとは 思ったけど ……

本当 、私 出来るかな ?


「 えっ … はい 。頑張ります 。でもでも、 簡単 でいいですかね?本格的なのは 無理ですよ 。

皆さん、よろしくお願いします。 あと ありがとうございます。 こんな事になるなんて ……思っても みませんでしたが …… 頑張ります。 」


なんだか 分からないけど …… 私の 思うように してくれて … きちんと お礼を してみた。





シドさんとダンさんには、また 笑われてしまったけど、カミーラさんが ……… 私の手を ガシッと握り 、


「 こちらこそ 本当にありがとう 。 これから頑張るわ。よろしくね 。デザイナーさん 。何でも、作るから 任せて ちょうだい 。


( 敵わないわね 。 私も、 頑張って生きていかないと !! エドワードに 笑われるわね。) 」


と 微笑んで くれた。


「 えっ ありがとうございます。」




そのあと、 皆 忙しいみたいで 解散に なった 。


ダン
「 また 明日な 。シドに 話し 聞いたら 教えるから、気をつけて 帰れよ 。じゃあな !」


ダンさんを 見送りながら 、 私も、 帰る。


ヤバい 。もう、 昼過ぎですよ。

お肉屋さんにも 行かなくちゃ …… 。

転移で 行こう 。 仕方ない。


いや…… 最近 忙しいのは、やっぱり自分のせいなんじゃないかと …… 思い始めているところです。


おおおおおお!


マジか …… 頑張らないと 。

いえ 楽しいですよ? 本当に …… 。

嬉しいんですけど …… なんか 責任 重大デスヨネ …… 。

でも、どうしょう ………… あっ ガイ先生の 神聖文字の 解読する?


いやいや 、あれ…… 報酬高いけど ……ガイ先生が 破産したら 嫌だしなぁ …… 。



あっ 魔方陣入りの 道具って 高く売れるよね …… もしギルトが 経営難に なったら オリハルコンとかで 、バングルとか いろいろ 作って高値で、貴族に販売してしまおう!


卑怯 ?

うん 、 背に 腹は変えられん ? だよね…… マジで 。


一人で 納得して 近くのお肉屋さんに 向かう。



「 こんにちは、ソーセージありますか?」


肉屋のジム
「 いらっしゃい 。あぁ あんたかい ! ありがとうな 。 ギルトさんが、この前 来てくれたよ 。おれの 作ったもんが 認められるなんてな ! くっ、やっぱり 神様は 居るんだな。」


肉屋の女将 エル
「 あら ! ありがとうございます。 ともさんでしょ?うちみたいな所が ギルトと 契約 出来たのは、 貴方の おかげよ 。本当に ありがとう。 これ お礼よ 。」


と言って 沢山の ソーセージや 豚肉の塊、鳥とか 、いろいろ 渡された。


「 え、こんなに 沢山 頂け無いですよ …… 。」


ジム
「 いや いいんだ 。 もらってくれ。」


エル
「そう 私達の気持ちなのよ 。」


「 あっ ありがとうございます。 でも 次は、 きちんと 代金 払うので よろしくお願いします!」


なんか、サラさんに 言われたことが 分かった 気がするよ 。勿論、本当に嬉しいけど ……… 。


エル
「そんな事、気にしなくていいのに 。でも 次からは そうするわね 。 ありがとう。」


ジム
「 またなんか 新商品出来たら 見てくれよ。また、出来そうな 気がするんだ 。」


「 はい。 私で 良かったら いつでも ! 楽しみにしてます。」


エル
「 また、来てね 。うちの 子共達とも 仲良くして 欲しいわ。 よろしくね。 」


「 また 寄らせてもらいます 。ありがとうございました 。 よろしくお願いします。 」


お店を 出て、家に 戻る 。

ギャ !! もう 2時 なんですけど ……


ドーナツ 作って、解読 …… ご飯 …… 昼はもう いいや 。夕食 作るの ……もう 面倒だよ。どうしょう。


こんなとき カップラーメンあったら いいのに ……


ドーナツ 作って、 レシピと デザイン画 終わらせよう 。


それから、終ったのは 5時 …… 。


デザイン画って 綺麗に 書こうと 思ったら ……


こんな 時間に なったんです …… 。

難しい 。絵って なんか 難しい …… 。





今日は、 ライト達 来てくれるのかな ?

唐揚げ 作って ご飯 炊いとこう 。


来てくれたら、スープと サラダ作れば いいよね。


手早く 作って 、 保存棚に 入れて置く 。



もう 5時45分 。

やれるだけ 、 解読しよう 。

テーブルで 、神聖文字の 本を出し 始める 。