そんなことを考えていると








頬に冷たいものを感じた









雪だ










ちらちらと舞っていて
















綺麗
























自分の心の声が出たのかと思った。









でも違う。









ふっとうしろを振り返ると









君が立ち止まって空を仰いでいた。









他のだれでもない、











君が。