最後の恋を総長と。




先輩の浮気相手に

あたしはいじめられるようになった。




耐えきれなくなって
先輩に聞いてみた。




「メイコ先輩と何したの?」


先輩の浮気相手は小島芽衣子(コジマメイコ)。

美人で有名だからあたしま知ってる人だった。


「なんだよ…

お前気づいちゃった??

はぁ…


そーだよ。
俺はメイコとヤった。」





「…なんで?

あたしは?? あたしは先輩の彼女じゃないの!?」

あたしは泣き叫んだ。



「お前は顔がいいって評判だから
そんなやつと付き合えば
ヤれるかなぁとか思った(笑)


しかも処女とか最高じゃん?

女なんて性欲満たす道具でしかないんだし」





あたしは先輩に押し倒され、
ムリヤリ行為をされ、
拒むたびに顔や体を殴られた…

<弘人side>


ユウナはすべて話してくれた。





けど、
ひどすぎる内容だった。


--ギュッ


俺はユウナを抱きしめた。

「辛かったろ?

思いっきり泣け…」



ユウナは俺の腕の中で泣き続けてる。



俺は決めた。

ユウナに告って、
何があっても離さないと。



そして
絶対に俺の大切な子を傷つけた立花裕太を許さない…

<優奈side>


あたしは何時間ヒロトの腕の中で泣いていたんだろう…




すべてを話して、
みんなが離れていくのが怖い…


先輩とのことがあってから、
あたしの周りには人がいなくなった。





ちがう…


学校にいくことさえ
恐怖に感じたあたしは中2の冬から学校に行っていなかった。


もともと
あたしには友達なんていなかったかから、さみしいなんておもわない。



でも。



今はちがう…



ヒロト、タカヒロ、ルイくん、ハヤト、コウ、タクがいる。



いつの間にか
みんながあたしの大切な存在になっていた、、、