「おっはよーーー!!」
「あ、おはよ。」
「あ、おはよ。っじゃねーよ!未歩!お前さ〜なんでいつもそんなに暗いんだよ〜」
なんでって、眠いからに決まってるじゃん!
「眠いからだよ…」
「眠いからって朝からこの蓮様に挨拶されるなんて幸運だよ〜」
は⁉お前には毎日うざったいほど喋りかけられて耳にたこができそうだわ!
ドアホ!
だいたい、なんで私の前だけそんなに元気なんだっつーの!
「はぁ…」
「どうしたの?なんかあった?」
「なんでもないわ!」
はぁ…私は辻野未歩、高校一年生!華のJK!のはずが…こいつ、クラスメイトの柴崎蓮にすべてをぶち壊されかけてる。
私は勉強は中の下、運動は中の上、ただ走るのが速いだけの平凡な女子高生。
そして、私の高校生活をぶち壊そうとしている柴崎蓮は勉強は上の上、運動も上の上、顔も上の上とゆう驚異的な男である。