そんな彼の、彼らの戦いが……始まる。 「あ、リーア」 「ん? なに?」 ユートは珍しく真剣な表情をした。 リーアが首を傾げる。 「おしるこラーメンよこせ、600円もつぎ込んだ。」 「心底どうでもいいっ!!!」 どうでもいい内容にリーアが叫ぶ。 「やっぱりアナタ、不安だわ」 「だろ?」