「.......い、...よ、美夜!」



誰かが、私を呼んでる....?



この声って...





うっすらと目を開けると、目の前には....



「起きろ寝ぼすけ」




「ひ....ひやぁぁぁっ!」






ドアップの穏やかな悠雅の顔があった。




「....んだよ、朝から」





少し耳を塞ぎながら、あたしから離れて



座る悠雅。






そっちこそ、朝から近すぎ!!!




と、思ったけど、口には出さなかった。







「朝飯」



「へ?」





「....腹へった」



ぷいっと顔をそむけた悠雅。