埼玉県にある某中学校。
2-2
「おはよー!」
「おぉ!おはよー!」
ガヤガヤ・・
キーンコーンカーンコーン
(や、やばいっ・・・・遅刻しちゃう・・)
階段を駆け上る。
ガラッ・・・・
「はあっ・・・はぁ・・」
「あ!!美波おっそおー!」
「せ、セーフ・・・・」
みぃは川瀬美波。
んまあそこらへんによくいる普通の中学生。
中学2年生になり、毎日遅刻ギリギリで登校する。
朝練のせいで遅刻ギリギリなのに。
「あ、そういえばねーうち、校門のところであの人みたよー♡」
「えっ・・・・嘘!!ずるい!!」
みぃはとある先輩が大好き。
結構病み体質のみぃに優しいの。
「でも、あんた彼氏いるじゃん。いいなー!まり、ぼっちだよお・・・」
「それとこれとは話が別なのっ!あーもう・・・・」
確かに大好きな彼氏はいるよ?
でも、少し遠距離なの。
まあ、電車で30分の距離にいるんだけどね。
そんなことより今スゴク悩んでいた。
部活のこととか、親のこととか。
友達関係もなんだか微妙。
スゴク仲良かったふうまとギクシャクしちゃって・・・
誰にも相談できなかった。
それでスゴイ喧嘩しちゃったの。
「あー・・・・川瀬いるか?」
学年主任の小出先生。
まあ、きっと呼び出しはアノ事だろう。
みぃは覚悟して別室に行ったもののスゴク怒られた。
それで、友達に怒られたことと色々傷つけた謝罪をしたの。
そしたら・・・お互い病んじゃった・・・。
涙が止まらなかった・・・・
タスケテ・・・・