「大雅、俺先行くな」 「あ?おー、じゃあまたあとで」 「あぁ」 そう言って去っていった戸田君。 えっ、もう話し終わっちゃった感じ!? てゆうかどうなったの!? 「いつまで座ってんの」 「へっ」 「つか、お前なにそんな急いで」 そう言いながら私の手を引いて立たせてくれた大雅。 …………聞いていいんだろうか。