それから、5分後。
晴が部員の人達を、黙らせてくれたおかげで質問攻めは止まった。
びっくりした...
改めて見ると、何人か見覚えのある人もいた。
でも、そんなことより、今は自己紹介だよね。
「霜川 咲です。
晴斗とは幼なじみです。
マネージャーを志望しています。
...よろしくお願いします。」
...こんな、感じでよかったのかな?
反応がない、皆に少し不安になりながら、顔をあげた。
「...おい...橘。」
「なんですか?」
さっきの、体格のいい人が晴にはなしかけた。
「なんで...こんな美人な幼なじみがいること教えてくれなかったんだよ!!!!!」
「聞かれなかったので...」
...なんだか、じゃれあってる晴たちをよそに部員の人達は「これからよろしく!マネージャー♪」と歓迎してくれた。