今日は、練習はなくて部室でミーティングをやるらしい。
晴いわく、ミーティングというより雑談になってしまってるらしいけど。
「こんにちは」
「こ、こんにちは...」
私は、晴に続いて騒がしい部室の中へはいった。
「おー!橘!来たか............って、えぇ!?彼女!?」
先輩だろうか。少し体格のいい人が晴に喋りかけ、私の存在に気づく。
そして、その言葉に他の部員の人達が私の周りに集まってきた。
「うわ...めっちゃ綺麗...1年にこんなのいたっけ?」
「名前は!?」
「晴~!もうこんな、美人な彼女ゲットしてたのかよ!?」
...彼女じゃないです。
...綺麗じゃないです。
そんなに、いっぺんに聞かれたら説明できないよ~...