「咲ちゃん、理紗。ご飯食べる?」 部屋をノックして、入ってきたのは理紗のお母さんの真里(まり)さん。 40代とは、思えないくらいとても綺麗な人。 「「食べるー」」 そろそろ、勉強飽きてきたころだったし...。 真里さんの料理美味しいんだよねー♪ 私のお母さんは、料理が下手で不器用だから、家事は器用なお父さんがやってる。 むしろ、働いてるのはお母さん。 仕事はなんでもこなしちゃうんだよね...。