「なぁ明日香。これ何?」




首筋に着いてる赤い跡。


まるで虫刺されのように。



慌てて鏡を取り出してみる。




「こんなの俺でもつけたことねぇのに。」




よし。いいこと思い付いた。




「明日香この後授業受ける?」




「うーん。もう帰ろうかと思って。」



「なら俺ん家来い。」



「えっ?」



「消毒してやる。」




「えぇぇぇぇ!?」