「こいつは俺らの1こ下だよ。」




あたしは驚いて顔を見た。



「川口裕樹です。」



『大人っぽい。』



「お前が童顔なだけだ。」



ひどい!


龍の言葉にあたしは
ショックで涙ぐんでしまった。



「子供っぽいが愛姫ちゃんの取り柄じゃん。」



カイ?
それ何気ひどくない?




「龍さんもカイさんも落ち込ませて
どうするんですか!」



「カワチョーが女庇うなんてどうした?」



「いつもは見て見ぬふりなのに。」



カワチョーと呼ばれてるんだ。



川口くんは龍とカイに
言われて顔を赤くした。