ハーブティーを飲みながら、
一通り話し終え
軽くため息をついた。

「…なるほどねぇ〜。
修二くん、酷い仕打ちしたね。」

「まぁ、遠距離でマンネリだったし
もう潮時だったんだよ。
静岡に行こうかなって考えたけど、
やめて正解」

「美和、修二くんと結婚したいって言ってたもんね。」

うん…
結婚するなら修二だと思ってた。

この人となら安心できる。

そう思って続いた長い付き合いが
突然、プツリと切れたもんだから、
私はこの先のことを
あまり考えられなくなっていた。