目覚めたら朝の8時だった。

やばい!間に合わない…!!!
無我夢中で支度をして
急いで会社へ向かおうとしたら
上司から電話が来た。

「北條さん、今日は、
有給とっていいよ。誕生日でしょ?

最近、ちょっと頑張りすぎだからさ…

少し身体休めてくれないと、
こっちが心配だよ。

僕たちのことは気にせず、
ゆっくり休んでよ」