愚痴も書いてあったかもしれないな…

全部読み返す気にはなれなかったが、
消すこともなかった。

これは、私が生きた証のようなものになっていたから。

だから、修二と喧嘩した時も、
仕事でうまくいかなかった時も、
嘘偽りなく書いた。

友達に愚痴るよりも、
よっぽど健全だと私は思った。

何故なら、

誰かはわからないけれど、
高校の時からずっと、
見てくれている人もいたから…