「美羽ちゃん怖~い」


『アンタは陸海にでもくっついてなさい』


プルプルっと怖がるふりをする彼方君に冷たく言い放つ


「えぇ!?ちょ、美羽酷くない?

さっきは庇ってくれたのに何でそんな急に手の平返してきたのっ!?」


必死で抗議してくる陸海も無視し黙々と弁当を食べる



「陸海ちゃんもう弁当食べ終わったみたいだね~……じゃぁ──ごふつぁ」



『「ぶっ…」』


安藤と私は同じタイミングで吹き出す



『彼方君ヤバイって!!
今の顔は面白い写メっときたかったわ』


「美羽ちゃんひどっ!
んで陸海ちゃん痛い!
なんでそんなことするの!」


「うるさいっ!!」