『あ、そういえばここって二人部屋なんだよね?』


 友「うん。そうらしいよ?」


 『でも鍵の番号違うけど…どうなってるんだろうね?』


 友「聞きに行ってみる?」


 『その方が良いかもね。いこっか。夜まで時間あるし』


 友「そうだね。」



 私と友里は寮官室―寮を管理する人がいる部屋まで行くことにした。


 『案外遠いかな?』と思ったりもしたけれど。