***


…きおねえちゃん。

みずきおねえちゃん!



あぁ、どこかで達也が呼んでる声がする…


…達也?


聞こえてきた声に目を開けると、達也が私の顔を覗き込んでいた。

「あ、おきたぁ」

達也がふにゃあ、と笑う.

「えっ?私…」