「何グズグズ言ってんの?伝えたらダメ?そんな決まりなんてないじゃないっ!!」 私は続ける。 「千紗がどれだけあんたを待ってるか知らないから言えるんでしょ?千紗はねコクられてもあんたただ一人のことを思って断ってきたの!!辛そうだった。いつも陸斗を見つめる瞳が。」 そう泣きそうな顔で笑ってた。