「傷付けた。俺が守れないからって言う理由で。なのに…。」





「大丈夫。ちゃんと伝えなきゃきっと後悔する。」





「でもさ、俺はあいつを守れるだけの力があるなんて言え…。」




バチンッ




乾いた音が響いた。