教室にいくと、ぼーっと外を眺める千紗の姿。 千紗は別れたあの日からずっと陸斗を忘れられずにいる。 「おはよ千紗。」 私が声をかけると、 「おはよう明日香。」 ニコッときれいに笑う千紗。 高校に入ってますますきれいになった。 そんな千紗を男子がほおっておくわけがない。 毎日昼休みは告白。