「心臓が止まるかと思った。」




そう呟く明日香。




「ねぇ明日香って新山君のこと好きなの?」




ボンッ



え?



火がついたように真っ赤になる明日香。





「そうだよ。わかりやすいかなぁ?」




「たぶん新山君は気づいてないよ。」



私がそういうと安心したように机に伸びた。