『まったく…たいした
女の子だ…。まぁ…
助かったよ、ありがとう
あのままだったら、俺は
確実に殺してた…』

青年は、美夢に
頭を下げると頭上から
優しい声が聞こえてきた

『私は、美夢って
言うんだよ~』

『俺は…レンだ…よろしく』

二人が、自己紹介を終え
握手を交わそうとした
その時…。