『ねぇ~美夢、覚えてる…?
初めて出会った時の事…』

『うん…覚えてるよ
あの頃は、しょっちゅう
泣いてたな~』

二人は、森を抜け
思い出、話に花を咲かせた

『でも、美夢が居なかったら
私は、ここには居なかったし
ありがとう』

『何、言ってるの~?
芽夢が見つけたんでしょ~
自分が居たい新しい居場所
私は、何にもしてないよ…』

美夢は、少し照れくさそうに
笑って、先を歩いた…。